人口1億人・平均年齢33歳のメガマーケット。データと文化から読み解くベトナム最新事情 。

ベトナムといえばフォーやパクチーなど日本人の口にも合うベトナム料理で有名ですが、現在ベトナムは経済成長の真っ只中です。本記事ではベトナムの最近の経済から生活までの情報を簡単にまとめています。

  • 東南アジアNo.1の成長率
  • ハノイとホーチミン
  • ローカルカフェの極限化
  • ベトナムでのSNS
  • 東南アジアに強いクレステック
目次

東南アジアNo.1の成長率!

GDPは約5,140億ドル(日本円で約80兆円)と日本の1/8となりますが、驚くべきところは成長率です。なんと成長率が約7.1%となっています。これは東南アジアでもNo.1で世界でもTOPクラスとなります。

経済成長率が東南アジアでもNo.1のベトナムですが、人口が1億人を超え、平均年齢も33歳と若いのが特徴です。

東南アジアの人口とGDP費は以下の通りです。

国名名目GDP規模(直近推計)GDP成長率(2026年予測)人口平均年齢
インドネシア約1兆5,400億ドル 5.0% 約2億8,300万人30歳
シンガポール約1兆5,400億ドル 3.5%約600万人43歳
タイ約6,000億ドル1.5%約7,180万人41歳
マレーシア約5,200億ドル 4.7%約3,450万人29歳
ベトナム約5,160億ドル 7.1%約3,450万人33歳

ハノイとホーチミン

ベトナムで有名な都市といえば首都のハノイと、南のホーチミンになります。ベトナム戦争時代は南北に分かれており、それぞれが首都でした。ホーチミンは元々サイゴンという名前でした。ホーチミンの空港も空港コードではSGNと名残があります。

歴史的な背景や、気候や地理的な条件が全く違うこともあり、同じ国とは思えないほどの違いを持っています。

北のハノイと南のホーチミンではアリとキリギリスにたとえられ、「北の人はお金を貯め、南の人はお金を使う」 といわれるぐらいです。

北部の人は儒教の影響が強く、保守的で真面目です。将来に備えてしっかり貯蓄をする「アリ」のようなタイプで、南部は温暖な気候で食べ物に困らなかった歴史もあり、非常にオープンで陽気です。「今を楽しむ」ことを重視する「キリギリス」タイプが多いです。そのため、両都市を訪問すると違いがよくわかります。日本人はどちらかというとホーチミン好きが多い印象ですね。

またビジネスでは、ハノイは製造業での進出が多いです。特に中国からの移管が進んでおり、中華系の企業も続々と進出しております。ホーチミンに関しては製造業よりもサービス業の進出が盛んです。日本の飲食業界が進出しており、吉野家、すき家、松屋と牛丼チェーン店が勢ぞろいしております。

ローカルカフェの極限化

ホーチミンやハノイの街中には、洗練されたお洒落なデザインの独立系カフェが乱立しています。若者たちは1杯4万〜8万ドン(約240〜480円)のコーヒー(若者にとっては決して安くない金額です)を買い、友人とおしゃべりをしたり、ノートPCを持ち込んで作業(リモートワーク)をしたりして、何時間も過ごします。

新しいカフェができると、SNSで話題になり、若者が大挙して押し寄せます。お店の看板や映える内装の前で写真を撮り、TikTokやInstagram(あるいは現地で圧倒的なシェアを誇るZalo)に投稿する行為は「Check-in(チェックイン)」と呼ばれ、日常の最大のエンタメになっています。

ベトナムでのSNS

ベトナムはインターネットユーザーの約9割が日常的にSNSを利用する「超・SNS大国」です。

日本で圧倒的な影響力を持つ「X(旧Twitter)」は、実はベトナムではほとんど使われていません。 ベトナムの人々は「匿名で文字をつぶやく」ことよりも、「実名(顔出し)で写真や動画をシェアし、知り合いと直接コミュニケーションをとる」ことを好む国民性があるためです。


日本のSNS事情(LINE、X、Instagramが強い)とはかなり勢力図が異なり、ベトナムでビジネスや生活をする上で絶対に外せない「3大プラットフォーム」が存在します。

【絶対王者】Facebook(フェイスブック)

日本では「おじさん世代のSNS」と言われがちですが、ベトナムでは全世代が使う「社会インフラ」です。人口の80%以上(約8,800万人)が利用しています。

初対面の人と連絡先を交換する時は、まず「Facebookやってる?」と聞かれます。また、企業の公式ホームページ代わりにFacebookページが使われることが非常に多く、飲食店の予約やカスタマーサポート、新商品の告知からクレーム対応まで、すべてFacebookのメッセンジャーを通じて行われます。

【ベトナム版LINE】Zalo(ザロ)

ベトナムのIT企業が開発した、ベトナム発の国民的メッセージアプリです。日本における「LINE」と全く同じ立ち位置で、約7,800万人が利用しています。

家族や友人との連絡はもちろん、ビジネスの現場でもグループチャットが多用されます。画像の劣化が少なく、大容量のファイル転送がサクサクできるため、仕事のやり取りもメールではなくZaloで済ませるのがベトナム流です。

【消費の起爆剤】TikTok(ティックトック)

先ほどの「若者のトレンド」でも触れましたが、単なる動画アプリの枠を超え、「巨大なショッピングモール」として急成長しています。

ベトナムの若者にとって、TikTokは検索エンジンであり、エンタメであり、買い物をする場所です。アプリ内で直接買い物ができる「TikTok Shop」の普及により、インフルエンサーが商品を紹介するライブ配信を見ながら、その場で決済まで完了させる「ライブコマース」の主戦場になっています。

「ベトナムに進出するなら、立派な自社サイトを作るより、まずはFacebookページを立ち上げてZaloで顧客対応しろ」と言われるほど、ビジネスの根幹にSNSが組み込まれています。

東南アジアに強いクレステック

ベトナムが発展することを見越し、クレステックは2005年からベトナムホーチミンに進出しハノイには2026年5月に営業拠点を設立しました。南から北までベトナムのことであればなんでもお問い合わせください。
また前述した「東南アジアGDP規模の表」に対して、クレステックはシンガポール以外のすべての国に拠点がございます(かつてはシンガポールもありました)。東南アジアに強いクレステックを宜しくお願いします。

※挿入イラストは、Geminiによる生成画像です。

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この記事の執筆者

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Takao TeradaCRESTEC

営業スタッフ

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