マインズが紙の年賀状をやめた理由

マインズが紙の年賀状をやめた理由

マインズは2020年に紙の年賀状をやめました。もしかしたら、読者の中には、年賀状をやめたいけど、やめられない方がいらっしゃるかな?と思い、当時のことを思い出しながら、やめた理由、実行する意義、その後の反響などを記事にまとめました。

目次

紙の年賀状をやめた3つの理由

1.時間と手間の節約

業務の特性からか、大変嬉しいことですが、年末にかけてお客様からの依頼が多く、年賀状を手書きで準備したりするのが大変だった。

2.コストの削減

紙の年賀状は、印刷代や郵送代など費用がかかっていたこと。(後述しますが、メールからリンクするページ=ランディングページ:LP=年賀コンテンツを制作することになり、結果的に費用面のコスト削減にはなりませんでした。)

3.コミュニケーションの変化

年賀状はかつて(今でも)、人とのつながりを保つ重要な手段ですが、今では一年中SNSやメールで連絡を取り合うことが一般的で、年賀状をやめることに違和感を持つ方は少ないのではないかと思ったこと。

※この企画はコロナの第1波発生(2020年1月)以前より走っていたため、やめた理由にコロナは関係なかったと思います。

と真っ当な理由を記載しましたが、大事なのは勇気です。

迷わず行けよ。行けばわかるさ。(byアントニオ猪木)

アントニオ猪木イメージ

メール配信だけで良いの?・・・という事で、デジタルマーケティングっぽいことをやってみる

王道である、メールはLPへの入り口として機能させ、LPで興味を深めてもらう。
LPでは

  1. マインズのブランドイメージを強化
  2. サービスのPR(マインズの場合は、社員やサプライヤーの製品)
  3. 既存の取引先様のユーザー体験向上(手前味噌ですが、視覚的に訴求力のあるLPを作る)
  4. 後付けになるのですがクリック率などのデータ収集

等を目的=意義として、LP(年賀コンテンツ)をそこそこの費用をかけて制作しました。

下記は過去のLPです。

今見ると、2021年と2022年は当時の売りもの(XR等)を活用したのですが、新しいテクノロジーを使うのは大変ウェルカムなんですが、入り込むのに少し時間がかかり、若干ユーザビリティに欠ける気がします。

さて、反響は?

定量的な数値は

【2023年】開封率:44.96 %、クリック率:27.29 %

【2024年】開封率:40.94 %、クリック率:20.99 %

※2023年からMAツールを活用しメールを配信しています。2022年以前は別のメール配信システムを使っていましたので数値が取れていません。

改めて数値を確認しましたが、デジタルマーケティングの世界においては、かなり高い数値になります!!
2023年は、およそ2人に1人が開封して、そのうち3人に1人がクリックして、コンテンツを見て頂いたという計算になります。(素晴らしい

定性的なものは、

「社員のプライベートが見られてよかった」「○○さん元気そうですね」「池田さんの挨拶は棒読みでしたね」などの人に関すること

「VRを提案してほしい」「年賀コンテンツのようなグリーティングカードを作りたい」などの仕事に関すること

かなりの反響があったと思います。
また制作した社員もいつもより自由度が高くコンテンツを制作できたと思います。

ということで、2025年も年賀のメール配信を行います。
紙の年賀状をやめてメールと年賀コンテンツを活用したい(あるいは年賀とは関係なく、デジタルな施策でサービスや製品をPR したい)」という方がいらっしゃいましたら、まだ間に合います!是非お問い合わせください(ただし年賀コンテンツはやること限られます。)

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この記事の執筆者

Koshi Ikedaのアバター

Koshi IkedaMinds

代表取締役社長

執筆者プロフィール

代表になって13年(2011年就任)。オフラインの段取りが得意ですが、デジタルも分かっているフリをします。座右の銘はその時々に変わりますが、最近のお気に入りの言葉は「野菜を中心に」です。高血圧のため。

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