現役Z世代が教える SNSマーケティングの基本の“き”

現役Z世代が教える SNSマーケティングの基本の“き”

近年、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)は私たちの日常に欠かせない存在となりました。個人間のコミュニケーションツールとしてはもちろん、企業やブランドにとってもSNSは重要なマーケティングツールです。SNSマーケティングとは、InstagramやFacebook、X(旧Twitter)、TikTokなどのSNSを活用して、商品・サービスの認知度向上や顧客との関係構築を図る取り組みです。
今や様々な企業が公式SNSアカウントを持っており、日々ユーザーと近距離でコミュニケーションを取っています。
(特にtoC事業で)SNSにまだ手を出していないマーケティング担当の皆さん…既にだいぶ出遅れてるので要注意…!
とはいえ何から始めたらいいの?という疑問も多いのがこのSNSマーケティングの世界。
本記事では、今日から実践できるSNSマーケティングの基本の“き”をわかりやすく解説します。

目次

SNSマーケティングのメリット

そもそも、SNSマーケティングの強みって何なのでしょうか?世の流行りに乗っているから。というような安直な理由だけではありません。

SNSマーケティングの大きな魅力は、低コストかつ手軽に始められる点です。従来のテレビCMや新聞広告に比べ、SNSは無料で投稿でき、広告配信も比較的リーズナブルです。また、SNSはユーザーと直接コミュニケーションを取ることができる場でもあります。企業にとってはターゲットや顧客の声をリアルタイムで収集し、ブランドの改善や新しい提案に活かせるチャンスとなります。

さらに、SNSごとに搭載されているインサイト機能を活用すれば、投稿ごとの反応や効果を数値で分析し、改善していけるのも魅力です。単なる認知度アップだけでなく、ファンづくりや顧客ロイヤリティ向上など、その先のアクションに繋げていけるのがSNSマーケティングの強みです。

メリットは分かったけど、若い人じゃないとできないんじゃないの?

…なんてことをお考えの方が結構いらっしゃいます。

「普段使っていないからSNSのことはよくわからないし」

「TikTokってかわいい子たちが踊ってるだけでしょ?」

「若い人じゃないと感覚つかめないんじゃ…」

そんなSNSアレルギーをお持ちの方。。。お気持ちは分かりますが、どうか逃げないでください。

SNSは今や、ターゲット・顧客との接点として切っても切れない存在です。恐らく今後もさらに発展していくでしょう。そんな重要なマーケティング手段を「よく分からないから」で諦めてしまうのはとても勿体ないです…!
今までの苦手意識を捨てて、勇気を持ってSNSの世界に飛び込んでいきましょう!

今から誰でも簡単に実践できるSNSマーケティングの基本をお伝えしますので、ご安心ください!

SNSマーケティングの基本ステップ

SNSマーケティングを効果的に進めるには、以下のステップが重要です。

1.目標設定

まずは「どんな成果を出したいか」を決めます。フォロワーを増やしたいのか、商品の魅力を広く伝えたいのか、あるいは実際の購買に繋げたいのか。明確な目標設定があれば、施策の方向性がぶれません。

2.ターゲット(ペルソナ)設定

次に「誰に届けたいか」を具体的に想像します。ターゲット層の年齢や性別、趣味・ライフスタイルを明確にすることで、響くコンテンツを作りやすくなります。また、投稿時間などの設定にも活きてきます。目標とターゲットが定まった時点で、どのSNSと相性が良いかが見えてきます。

例:ターゲットが学生の場合…下校時間にあたる16:00~17:00を投稿時間に設定するなど。

3.コンテンツ企画

SNSごとの特徴に合わせた投稿内容を考えます。写真や動画、ストーリーズやライブ配信など、ユーザーが楽しめる形式を取り入れることが大切です。

4.投稿クリエイティブの作成

コンテンツの方針が固まったらクリエイティブに落としていきます。動画なのか、静止画なのか、サービスや商材の特徴に併せて検討しましょう。ポイントは「テンプレート化して効率的に作ること」。コンスタントな投稿を行うために、クリエイティブ作成にはなるべく時間をかけないように、ある程度テンプレート化すると良いです。近年ではCanvaなどの簡易デザインツールなどもありますので有効活用すると良いでしょう。

5.投稿スケジュールの管理

不定期な投稿では、せっかくのアカウントが埋もれてしまいます。曜日や時間帯、投稿頻度を計画的に管理し、継続的な発信を心がけましょう。SNSによっては投稿予約機能もありますので有効活用すると良いでしょう。

6.エンゲージメントへの対応方針

投稿へ寄せられたコメントやメッセージをどう対応するのか予め決めておきましょう。ユーザーの信頼を得るためには、ひとつひとつ丁寧に返信することが望ましいですが、担当者のリソースやブランドの方針などによって正解は異なります。Aさんには返したがBさんには返してないなど、ユーザーに不信感を与えるような中途半端な運用にならないようにしましょう。

7.広告活用

投稿だけでは届かない層にも、広告を使うことでリーチを広げられます。費用対効果を考えながら、必要に応じて活用しましょう。

8.定期的に振り返りを行いPDCAを回す

アカウントをより長く、効果的に活用していくために、月1回を目安に効果検証会を開催してアカウントの効果を振り返りましょう。他社の動向やトレンドを調査してコンテンツをブラッシュアップすることも有効です。

【番外編】定期的にキャンペーンを実施する

フォロワー増加や現フォロワーのロイヤリティ向上のために、定期的にプレゼントキャンペーンなどを開催しましょう。アカウントをフォローいただいた上で指定の投稿にいいねやコメントを募り、当選者に豪華家電やギフトカードをプレゼントする方法です。

成功のポイントと注意点

SNSマーケティングの成功には、いくつかのポイントがあります。まず、SNSごとの特性を理解して、それぞれに適したコンテンツを作ることです。Instagramは写真・動画のビジュアル重視、Xは短文でのメッセージ性が重要など、プラットフォームに合わせる工夫が必要です。

さらに、コミュニケーションを継続することが信頼構築につながります。単なる宣伝だけではなく、ユーザーの声に耳を傾け、双方向のやりとりを大切にしましょう。

SNSは「試行錯誤の場」でもあります。投稿の反応を分析して改善していくことで、自社に合った運用スタイルを見つけていくことが大切です。

一方で、炎上リスクには注意が必要です。誇張表現や過度な演出はトラブルの原因になりかねます。運用上のガイドラインを設けるなど、リスクを回避する仕組みも整えましょう。

よくある失敗

SNSマーケティングでは、よくある失敗例として以下が挙げられます。

  • 売り込み感が強すぎる投稿でユーザーに敬遠される
  • ターゲット層に合わない内容で、反応が得られない
  • 一方通行な発信だけで、ユーザーとの関係構築ができない
  • 投稿の頻度が安定せず、アカウントが放置されてしまう

こうした失敗を防ぐには、前述したような戦略を綿密に立てるだけでなく、日々の運用を丁寧に積み重ねていくことが重要です。

とはいえやっぱり踏み出せない…そんな方は

とはいえやっぱりSNSのことがよく分からない、若い担当者がいない、リソースを割けない、ノウハウもない…今すぐSNSマーケティングにトライできない様々な事情をお持ちの会社様もいらっしゃると思います。そんなときは、専門の会社の力を借りましょう。そうです、弊社に是非お気軽にお問い合わせください!

戦略設計からコンテンツ企画、クリエイティブ作成、効果検証までまるっと承ります。
SNSってそもそも何?そんな疑問からでも大歓迎ですので、是非一度お問い合わせください。

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この記事の執筆者

Saori Hirakiのアバター

Saori HirakiMinds

ディレクター

執筆者プロフィール

2021年7月、業界未経験でマインズに入社。
現在はWebやグラフィックなど、デジタルアナログ問わず様々なプロモーション支援をしています。
特にSNSを用いたプロモーションに力を入れており、アカウント運用はもちろんのこと、SNS広告動画を自らで撮影・編集したりしています。
趣味は一人カラオケ。ドリカム、宇多田ヒカル、絢香などの低音シンガーが十八番です。

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